楽園の海、案内は水中カメラマンの長田勇さんです。今回のテーマは「夏本番!ケラマ諸島ダイビング」です。

長田「今回は、那覇からの日帰りで、ケラマ諸島へ行ってきました。今回は那覇の沿岸漁港に停泊しているトロピコ号に乗船します」

長田「那覇に住んでいるので、条件のいい時だけ潜りに行けます!毎年5月6月は、ハタンポの赤ちゃんやキンメモドキが大発生するシーンを撮影しに行ってるんですが、今年は自粛の影響であまり潜る事もできず、まだ撮影できていません。まずは、過去に遭遇した事のある座間味島のポイント、知志の洞窟へ行ってきました」

楽園の海 夏本番!ケラマ諸島ダイビング

わ!可愛い!

長田「水深の浅いところで、小さなアオウミガメと遭遇です」

一瞬、人かと思いました!に泳いでいて癒されますね!

長田「癒し効果抜群ですよね!2年前にリュウキュウハタンポの赤ちゃんが大発生した洞窟の中へ。リュウキュウハタンポの成魚が群れています。でも、肝心の子どもの姿は…見当たりません。さらに奥へ行ってみても、アカマツカサの姿のみでした。光のスポットがとても綺麗なポイントなので、楽しいダイビングはできるのですが、お目当てのハタンポの赤ちゃんの姿は全くありませんでした」

楽園の海 夏本番!ケラマ諸島ダイビング

赤ちゃん、食べられちゃったんですかね?

長田「こればっかりは分からないんですよね。これだけ成魚が揃っているので、今年も繁殖はしたと思うんですが…まさか一匹も赤ちゃんが居ないとは…ちょっと予想外でした」

次に行くときにはいてほしいですね!

長田「気を取り直して、渡嘉敷島の神城(カミグー)と呼んでいるポイントへ。ここの海底トンネルにキンメモドキが大発生しているという情報をもらいました」

どんな感じでしょう?おぉー!小魚が沢山!!

長田「まずはメインの大きな根、ここには沢山の小魚が集まっていたので、久しぶりに夏を感じる事ができました。真っ赤なイソバナが多く生息しています。流れのあるところでよく育つイソバナ。ウチワのような形をしたサンゴの仲間なんです」

真っ赤で綺麗ですね!

楽園の海 夏本番!ケラマ諸島ダイビング

長田「ライトを当てるとほんとに綺麗ですよね。このサンゴ、太陽の光を浴びなくても生きていけるんです」

えぇ!

長田「サンゴにも様々な種類がありますからね。このサンゴは栄養を取るために、ポリプから出ている触手を開きます。これを使って流れてきたプランクトンを捕食して育つんです」

今、必死でプランクトンを捕まえようとしてるんですね!

長田「頑張っているでしょうね。大きく成長したら1m以上にもなるイソバナですが…見てください。私の指と比べてもご覧の通り、高さ10cmほどのイソバナの赤ちゃん発見しました。

可愛いですね。大人のイソバナになるまで何年くらい掛かるんですか?

長田「実は全く分かってないんですよね。どれだけエサを捕まえられるか、で成長の度合いも変わってくるんじゃないでしょうか。さぁ、いよいよ情報をもらったトンネルへ入ってみましょう」

ドキドキしてきました!

長田「お目当てのキンメモドキ、沢山いるんでしょうか?」

うぁー!

楽園の海 夏本番!ケラマ諸島ダイビング

長田「すごい数のキンメモドキが乱舞していました。サイズは2cm弱。この大きさで成魚なんです。普段は固まって群れでゆっくり動くんですが、やけに動きが早いな~と思ったら、2匹のカスミアジが捕食しようと、ダイバーの合間を勢いよく抜けていきました」

必死に逃げている状態なんですね!頑張って!

長田「これだけいながら、一匹も体に当たらないんですよね。反射神経すごいですよね。このキンメモドキの群れ、入り口から20mにわたって、埋め尽くされてました」

いや~、ラストが圧巻でした!

長田「この魚たち、いなくなる時は一瞬でいなくなってしまうんですよ。ですから夏のうちにもう一度くらいは会いに行きたいなとは思っています」

私は素手で捕まえてみたいと思います!

長田「ぜひ、チャレンジしてみてください!」

楽園の海 夏本番!ケラマ諸島ダイビング
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