先週金曜日に告示され今度の日曜日、7日に投開票される県議会議員選挙。無投票となった4選挙区をのぞき、9つの選挙区で選挙戦が繰り広げられています。きょうはこのうち、基地問題などを争点に、注目激戦区のひとつ、宜野湾市区を取り上げます。

先週金曜日に告示され定数48に対し、64人が立候補した県議会議員選挙。

そのうち、浦添市区、うるま市区、名護市区、石垣市区では無投票が決まりましたが、残りの9つの選挙区では36の議席を争い、各地で舌戦が繰り広げられています。

県議選リポート 注目“激戦区” 宜野湾選挙区

中でも激戦が予想されるのがアメリカ軍普天間基地を抱える宜野湾市区。定数3の宜野湾市区には届け出順に、社民党の現職で2期目を目指す宮城一郎さん、自民党の現職で3期目を目指す又吉清義さん、無所属で過去に県議を2期務めた呉屋宏さん、無所属新人で前宜野湾市議の玉城健一郎さんの4人が立候補しています。

現在、3議席のうち与党系が2議席、野党系が1議席となっている宜野湾選挙区。今回の選挙では現有議席の確保を目指す与党側と与野党逆転を狙う野党側からそれぞれ2人ずつ立候補しています。

県議選リポート 注目“激戦区” 宜野湾選挙区

現職で2期目を目指す社民党の宮城一郎さん。現職としての実績などをアピールしながら市内各地を細かく回り、有権者に対し自らの訴えの浸透を図ります。

宮城一郎候補(社民党・現)「今、普天間をなくす。今、普天間を取り戻す。今、辺野古を止める。そのような思いを抱く宜野湾市民の皆さんの選択肢に私、宮城一郎がなります」

県政与党の立場の宮城さんは辺野古新基地建設反対のほか、若者や子育て世代を取り巻く環境の改善などを訴えています。

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同じく現職で自民党の又吉清義さん。自民党の国会議員や宜野湾市長などを味方につけ、新型コロナで落ち込んだ経済の回復などを重点に訴えます。

又吉清義候補(自民党・現)「さらなる支援、今後も引き続き継続できる支援、これも市民、県民、各種事業所のために私はしっかり取り組んで、しっかりと皆様の生活を守るためにサポートしてまいります」

今回、自民党県連は辺野古容認の立場を明言。又吉さんも普天間基地の危険性の除去のために辺野古容認の考えです。

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過去に2期県議を務めた無所属の呉屋宏さん。この4年間、市民からの陳情を受け続けてきた呉屋さん。野党的立場で立候補し、県政への返り咲きを目指します。

呉屋宏候補(無所属・元)「直さなければいけない、これを変えなければいけない、なぜこんな状況がまだ続いているのか。私たちは皆さんのその熱い思いを議会に届けなければいけない」

呉屋さんも辺野古容認の立場ですが、政策として道路などのインフラ整備や教育環境の充実などを重点的に訴えています。

県議選リポート 注目“激戦区” 宜野湾選挙区

この選挙区で唯一の新人候補となった無所属で前宜野湾市議の玉城健一郎さん。引退する新垣清涼さんの後継として、与党の立場での出馬です。

玉城健一郎候補(無所属・新)「なぜいまだに普天間飛行場は街のど真ん中にあり続けるのか。それは辺野古新基地建設が前提になっているからであります。基地のない平和な沖縄を子どもたちに対して残していきたいと考えています」

唯一の新人のため、知名度が課題ですが、子育てや教育問題なども強く訴え同世代への浸透を狙っています。

県議会の与野党の構図に影響を与える宜野湾市区。宜野湾市の有権者7万8000人の判断は今度の日曜日に下されます。

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