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国の文化審議会は3月19日、琉球王国の最初の歴史書・中山世鑑などを国の重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申しました。

国の重要文化財指定に答申されたのは、琉球王国時代、国王の命令で公式に編纂された正史、最初の歴史書となる和文で記された「中山世鑑」と漢文で書かれた正史「蔡鐸本中山世譜」と「蔡温本中山世譜」の1件3点です。

中山世鑑は戦後アメリカから琉球政府に返還され、琉球史研究の最重要資料の一つとして極めて価値が高く、今後、官報の告示を経て重要文化財に正式に認定されます。

認定されると県内では2年ぶり38件目の重要文化財の登録となります。

国の重要文化財に中山世鑑を指定へ