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辺野古の新基地建設について国は、全体の工期が当初より2倍かかり費用も3倍近くに増えると報告しました。

25日に開かれた辺野古新基地建設の有識者会議で国は大浦湾側に広がる軟弱地盤の改良を加えた埋め立てにおよそ9年半、工事の費用はおよそ9300億円になると報告しました。国の当初の想定より工期はおよそ2倍、費用は3倍近くに跳ね上がっています。

2013年に日米が合意した在日アメリカ軍基地の統合計画で普天間基地の返還時期は「2022年度以降」でしたが工事の長期化で返還時期が2030年代にずれ込みそうです。

国は今後、軟弱地盤の補強で7万本以上の砂杭を打ち込むため設計変更を申請する方針ですが県は認めない構えで工事はさらに長期化し費用も増える可能性があります。

辺野古新基地建設 工期は2倍で費用も3倍近く