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さて先週は旧盆で県内各地ではエイサーが繰り広げられたところも多くありました。きょうからは県内最大のエイサーの祭典全島エイサーまつりが開催されますが東京の大学生エイサー団体がこの舞台に挑戦します。

  力強い太鼓の音や元気な声を響かせ熱のこもった練習に励んでいたのは東京中野区新風(あらかじ)エイサー

力強い太鼓の音や元気な声を響かせ熱のこもった練習に励んでいたのは東京中野区新風(あらかじ)エイサー。大学生を中心に構成されていてメンバーの中心は、大学進学を機に上京した県内出身の若者たち。県外出身者も一緒に活動を行っています。

   

長嶺直宗さん「学生主体でやっているので「若さ・元気・勢い」がモットーなんですけど、そこが前面に出ている団体だと思います。」

   

普段は東京都中野区を拠点に関東で行われる様々なイベントでエイサーの演舞を披露しています。新風(あらかじ)エイサーは、きょうから始まる県内最大のエイサーの祭典沖縄全島エイサーまつりへの出演が決まりました。

 

長嶺直宗さん「よく動画で見る全島エイサーが甲子園ぐらいの気持ちでやってたんですよ。まさか本当に出られるとは思っていなくてびっくりしてますけど、今まで頑張ってきたところを出せるいい機会だなと思って。」

まさか本当に出られるとは思っていなくて  

本番を2日前に控えたきのうの練習ではメンバー同士で確認しあいながら細かい部分まで踊りを合わせる練習を行っていました。

 

「よくなった」

 

瑞慶山佳苗さん「4月に全島エイサー(出演)が決まって、この4か月めちゃくちゃ一生懸命練習してきたので、練習したことを発揮するのみだなと思っています。」

 

憧れの大舞台での演舞を心待ちにしているメンバーたち。その中に、東京での活動を通してエイサーに対する考え方に変化があったというメンバーがいました。

 

仲宗根崇之さん「沖縄市に住んでた時は、ただ夏になったらやるというだけの伝統芸能なのかなと思っていた。」

新風エイサーで地謡を務める仲宗根崇之さん  

あこがれの全島エイサーに向け練習に励む東京中野区新風エイサーのメンバー。

 

その中に東京での活動を通してエイサーへの考え方が変わったというメンバーがいました。新風エイサーで地謡を務める仲宗根崇之さん。仲宗根さんは、エイサーが特に盛んな、沖縄市の出身ですが沖縄ではエイサーをやっておらず新風エイサーに入ってからエイサーを始めました。

   

仲宗根崇之さん「沖縄市に住んでた時はただ夏になったらやるというだけの伝統芸能なのかなと思っていた」しかし、ふるさとから離れた東京で改めてエイサーに出会い、沖縄にいたときには見えていなかった部分が見えるようになってきたと話します。

 

仲宗根さん「(エイサーは)やんちゃな人たちがやるような印象はありましたけど」「みんな地域のために考えてくれてたりだとか」「地域の人たちとの関わり合いだったり、地域の発展、地域密着で成り立ってる伝統芸能なんだなと、ただ単にやる伝統芸能じゃないんだなと感じました。」

 

東京で活動をして気づいた、この伝統芸能の意味。地域のためにと小学校や高校などでエイサーを指導したり、防犯パトロールに参加したりと地域貢献活動にも積極的に取り組む中で、エイサーが地域の絆を結んでいることに気が付きました。

 

支えてくれる周りの人や地域への感謝、そして沖縄への恩返しを胸にきょう、いよいよエイサーの本場沖縄の舞台に立ちます。

東京でもエイサーを頑張ってるよ  

瑞慶山佳苗さん「普段支えてもらっている方への感謝の気持ちとかも表現していきたいですし、東京でもエイサーを頑張ってるよと沖縄の方にもたくさん知ってもらえる機会だと思うので頑張っていきたいと思っています。」

 

仲宗根崇之さん「やっぱり恩返しの気持ち。出させていただいたいろんな方々への思いを背負っているので失敗してもミスしてもとにかく感謝の気持ちをもって、謙虚に」「それだけかなと思います」

 

新風エイサーはこのあと19時から沖縄市のコザ十字路周辺で行われる道じゅねーそして日曜日にはコザ運動公園陸上競技場で午後4時から演舞を披露します。