※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

さて、きょうはこの日を待っていたという人もたくさんいたかと思います。サンエー浦添西海岸パルコシティのオープンの朝の様子を取材しました!

きょう、県内スーパー大手のサンエーと、全国展開するパルコとがタッグを組んだ新たなショッピングモール「サンエー浦添西海岸 PARCO CITY」がオープンしました。県内最大級という呼び声に、朝から多くの人が訪れました。

サンエー浦添西海岸パルコシティのオープン

Q何時に着いたんですか?先頭の大学生グループ「夜中の1時くらい。」Qへ?夜中の1時?「はい」Qオープンまで30分を切りましたが今の気持ちは?「トイレがしたくて、ずっと我慢していて…」「本当は沖縄県で初のスニーカーショップと、映画館を目当てに来ました。」Qでもまずはトイレに?「最初に入りたいので‥」Qトイレも一番目指す?「そうです(笑)」大学生「ライカムと違って、沖縄初店舗が多いのでそこらへんで差別化できているかなって思う。お客さんにとってもいろんなところにいけるようになるので沖縄県の経済も回ると思うので期待しています。」

そして…午前9時、ついにパルコシティがその歴史の幕を開けました。

大型のファストファッションブランドの店舗には、オープン記念としてタレントのりゅうちぇるさんが登場!サプライズ演出に行列が行列を呼び、誘導係も大忙し。各店舗、工夫を凝らした集客で売り場は活気にあふれました。

お客さん夫婦「とても広くて歩きやすいです。わくわくするかんじで楽しいです。」

シンガポールにはない日本特有のレストランがあっていいと思います。

シンガポールからのお客さん「シンガポールにはない日本特有のレストランがあっていいと思います。とても面白いと思います。」

およそ6万平方メートルの施設の中に、250店舗が入り、中でもカフェチェーンや化粧品ブランドなど、94店舗が県内初出店となるパルコシティ。その出来栄えに、上地社長も自信をのぞかせます。

上地社長「中には量販店あり、専門店あり、百貨店ありとバランスのいい内容に仕上がったと思っています。地元のお客様は特にたくさんおいでいただきたいですし空港からアクセスも近いですのでインバウンドの方も含めて県民すべての皆様に楽しんでいただける内容になったと思っています。」

インバウンドの方も含めて県民すべての皆様に楽しんでいただける内容になったと思っています。

一方で、お店の外では…「パルコシティに向かう推奨ルートですが、かなり混んでるようです。」

パルコシティでは、那覇方面から車でくる場合は西海岸道路ではなく、国道58号の城間交差点から迂回するルートを推奨していましたが… 上空リポ「パルコシティのオープンの影響と思われる渋滞が発生しています」上空から見ると、宜野湾方面から左折して入店する列が渋滞。

比嘉リポーター「お昼時になりました。こちらフードコートにはあちらこちらで長い行列ができています!」こちらも初出店の飲食店がひしめくフードコート。海岸沿いという立地を生かし、海を見ながら食事が楽しめます。

新たなスポット、パルコシティ。沖縄の経済に与える影響を、専門家はどう見ているのでしょうか?

りゅうぎん総合研究所 上原優奈研究員

りゅうぎん総合研究所 上原優奈研究員「さらに競争というのは激化するというふうに見ております。ですので、特色を引き出すという所もそうですし、人手不足という所もありますので、人材確保のために、賃金のアップですね、従業員の方の待遇改善とかっていったところは力を入れていく必要があるかと思っております。また、県民を満足させるためにも、質の向上ですという所は重要かと思います。」

新たなスポットパルコシティは好調な県経済にどんな新風を吹き込むのでしょうか。

けさ渋滞にはまったQABのスタッフは那覇市久茂地からパルコシティまで1時間40分もかかってしまいました。パルコシティでは、渋滞緩和策として、モノレールおもろまち駅と第二城間バス停から、期間限定で無料のシャトルバスを運行しています。通常は朝10時開店ですが、こんどの日曜日までは朝9時オープン、夜10時まで営業(一部店舗を除く)となっています。