「めざせ甲子園!」です13校目のきょうは嘉手納高校。チームには勝利へと導く”心強い道しるべ”がいました。

朝6時。嘉手納の練習はヨガから始まる。試合の時の緊張に備えたメンタルトレーニングも兼ねていて、選手からの提案で、4年ほど前から始めた。

選手「ケガの防止とか朝の目覚めとかが違うような気がする」

実戦練習に力を入れる放課後。選手たちが練習メニューを決めることも。チームを率いる大蔵宗元(おおくら・そうげん)監督のモットーは、”心を育む指導”選手の自主性を尊重し、これまでに甲子園の大舞台も経験した。

嘉手納大蔵宗元監督「ポテンシャルの高さがすごくあるチームやってやるぞという選手が増えてくれば勢いに乗るんじゃないかと思っている」

めざせ甲子園!(13)嘉手納

3度目の夢舞台を見据える監督の分析はご覧の通り!投手陣を引っ張るのは、親泊泰誠(おやどまり・たいせい)MAX140キロを超える力強さと多彩な変化球が武器だ。

嘉手納親泊泰誠選手「ピンチになっても落ち着いて勝負強さがあると思うのでそこが長所だと思う」

打撃では、身長184センチの石川銀(いしかわ・ぎん)が不動の4番に座る。

嘉手納石川銀選手「強く振るのが売りだと思うのでそこを伸ばしていきたい」

そして、小柄ながら爆発力のある町田宗音(まちだ・そうと)島袋源大(しまぶくろ・げんた)が脇を固める。夏に向けて、戦力も雰囲気も高まってきている嘉手納には、チームの”道しるべ”とも言える選手がいた。

外野から絶えず指示を出しているのが、赤嶺旬耶(あかみね・じゅんや)君。

彼のポジションは、サードコーチャー。ランナーをホームに返す判断をする大事なポジション。選手にとって、1点を奪うための”道しるべ”なのです。

めざせ甲子園!(13)嘉手納

嘉手納親泊泰誠選手「ミスとかもあって叱られることも多いと思うが我慢してしっかり頑張っているのでサードコーチャーとしては頼もしい」

仲間からの厚い信頼。その理由が”責任感の強さ”です。

嘉手納赤嶺旬耶選手「試合前にボール回しとかがある。そこで相手の肩を確認したり、ポジショニングを確認したりして(試合中に手を)回すか回さないか判断したりしている」

今は選手のために汗を流す日々ですが、元々は外野手として練習に励んでいた赤嶺君。1年前の脱臼をきっかけに右肩を痛め、試合には出られなくなりました。

退部を考えていた赤嶺君を支えたのは、夏のもう1人のエースでキャプテンの平典二(たいら・てんじ)

嘉手納平典二主将「野球は投げる走る打つだけでなく、違う形でチームの役に立てるということでコーチャーを勧めて」

その時、手渡した手紙には、仲間を奮い立たせる熱い思いが綴られていました。

めざせ甲子園!(13)嘉手納

嘉手納平典二主将「一番は残ってほしいという気持ちが大きかったあの時はやめたいという気持ちが強かったと思うので必死に止める気持ちで書いた」

嘉手納赤嶺旬耶選手「落ち込んでいる時に手紙をもらったのでやっぱり頑張ろうって思った。(手紙は)ずっと大切に持っていきたいと思っている」

誰一人として欠けることはない!嘉手納!全員野球で夏の頂点を目指す!

嘉手納町田宗音選手「監督をあと1回(甲子園に)連れていきたい」

嘉手納島袋源大選手「アウトの質を上げていけば点にも絡むと思うのでそういう野球をしていきたい」

「夢叶える甲子園!」

めざせ甲子園!(13)嘉手納