※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

さて、昨日興南の4年ぶり7度目の優勝で幕を閉じた県高校野球春季大会。春が終わったということは…いよいよ夏がやってきますね!そうです!ということできょうは春季大会を振り返りながら、夏の大会の注目点を見ていきます!

往年の高校野球ファンとしてはこの名前が上がってきているのがうれしいのではないでしょうか?古豪復活を狙う「沖縄水産」。

今年の特徴は「打」のチーム。準決勝までの4試合すべてコールド勝ち。4強の中でもチーム打率はトップを誇っています。その強力打線の中でも注目は3番、真栄城徳二郎!今大会、ホームランこそ、ありませんでしたが全試合で打点をあげ、打率も5割越え。冬の競技大会、打撃部門では、全選手の中で1位に輝いたパワーの持ち主でもあります。そんな「打」の沖水が決勝後に口をそろえて言ったのは…

沖水平安常人選手「夏はみんな振り込んで、「宮城」の球を打てるようなバッティングをしていきたいと思います」

沖水三木健正選手「「宮城」を打たない限りは甲子園に行けないと思うのでチームがひとつになって頑張りたい」

「宮城」を打たない限りは甲子園に行けない 興南のエース・宮城大弥一冬越えて球速は148キロまでアップ。

興南のエース・宮城大弥。一冬越えて球速は148キロまでアップ。ちなみにチームメイトからは150キロを出せと言われていたようですが…それは夏のお楽しみで。その宮城が引っ張る今年の興南は「投」のチーム。

昨日の決勝、途中から登板した宮城は18個のアウトのうち15個を三振で奪う快投!しかし、「投」の興南、注目は宮城でけではありません宮城と同級生の左腕・又吉航瑶も成長著しく準決勝では6回まで1人のランナーも許さないパーフェクトピッチング!防御率も0.45と宮城に引けをとらない数字を残しています。

続いては夏のシード権を勝ち取った2チーム。まずは「北部からの刺客」北山。去年の夏のメンバーが多く残るチームは準決勝では、優勝した興南と延長14回まで一歩も譲らない戦いを見せました。注目は、プロ注目の右腕、エース・金城洸汰。身長187センチの長身から投げ下ろす角度のあるボールが武器です。

準決勝で敗れた後、その目には悔し涙が。

準決勝で敗れた後、その目には悔し涙が。夏にはさらに成長した姿が期待されます。そしてベスト4最後は沖縄工業。実はこのチームは、秋の大会では1回戦負け。そこから這い上がってきた「下剋上」のチームです。3回戦では9回ウラに3点差をひっくり返す逆転サヨナラ。準々決勝では13対10という壮絶なゲームをものにするなど粘りのあるチームです!