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QABのアナウンサーが県内各地を歩く「お散歩プラス」。今回は私が訪ねた沖縄市コザの第2弾です。

お散歩プラス 沖縄市歩き(2) 街の歴史と伝統を体感

お散歩プラス、やってきたのは沖縄市。前回はカラフルな巨大壁画や越来グスクの歴史に触れました。ここでちょっとお腹がすいたので…沖縄市といえばやっぱりタコスですよね〜。おにぎりとの相性もバッチリです♪

お散歩プラス 沖縄市歩き(2) 街の歴史と伝統を体感

さて、腹ごしらえも済んだところで訪れたのは沖縄市立郷土博物館。案内してくれるのは郷土博物館に務めて5年、学芸員の比嘉二規さんです。さっそく気になるものを発見しました。

お散歩プラス 沖縄市歩き(2) 街の歴史と伝統を体感

比嘉さん「これは平安名常亀さんと言いまして、明治40年の生まれの方なんですが、その方が幼少期に見た沖縄の風景を自分で手作りで作った模型になります」

昔ながらの沖縄市の風景を残したいと、500点もの人形作った平安名さん。当時の農村生活を細かく表現しています。

また、前回訪れた越来グスクにまつわるものがあるというので見せてもらいました。

お散歩プラス 沖縄市歩き(2) 街の歴史と伝統を体感

越来グスクで発掘された中国製の青磁器。交易の繋がりがあったことを示しています。

比嘉さん「首里城とか中城城とかだったりとか、有名なグスクからも出ていますので、そこに引けを取らないような歴史を持つ遺跡だということになります」

実は、発掘担当として遺跡の発掘調査を行っている比嘉さん。地道な作業ばがりだといいますが…

比嘉さん「(発掘品に)初めに触るのは私なので、それ以前の人はもう500年前の人が触っていたもの。その感動は計り知れないですね」

お散歩プラス 沖縄市歩き(2) 街の歴史と伝統を体感

他にも、コザのまちを語る上で避けて通れない「コザ騒動」に関する写真や新聞も。

比嘉さん「米軍の凶悪な犯罪が起きながらも、軍法会議で裁かれないという状況なども続きまして、人々のフラストレーションが爆発してこういった騒動に発展した」

金城「当時の文字と一緒に見ると…」

比嘉さん「臨場感とかだったりとか、怒りだったりとかが感じられます」

お散歩プラス 沖縄市歩き(2) 街の歴史と伝統を体感

続いてやってきたのは、コザ・ミュージックタウン内にある今年3月にオープンしたエイサー会館。案内してくれるのはエイサーに情熱を注ぐ眞榮平剛士さんです。

県内外のエイサー情報を集約・発信しようと作られたエイサー会館。館内には、昔のコザの街並みをイメージした空間が。

お散歩プラス 沖縄市歩き(2) 街の歴史と伝統を体感

ショーウィンドーには、様々な地域のエイサー衣装がならんでいます。さらに、エイサーをバーチャルリアリティーで体験できるコーナーもあり、臨場感のある映像を楽しむことができます。

でもやっぱり本物を体験したい!という人には映像をまねて踊れるエイサー体験コーナーも。特別に衣装をお借りして、挑戦してみました。

お散歩プラス 沖縄市歩き(2) 街の歴史と伝統を体感

録画された自分の動きとお手本を見比べることもできます。

眞榮平さん「青年会の踊りなので難しいと思います。あえて難しい青年会の踊りにチャレンジしてもらえたらと思います」

金城「青年会の皆さんのすごさが改めてわかりますね〜」

奥深いエイサーの世界に触れたところで今回はここまで!お散歩プラス、次回もお楽しみに!

お散歩プラス 沖縄市歩き(2) 街の歴史と伝統を体感