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台風6号 本島北部夕方に最接近

台風6号は沖縄本島中南部に接近中で、北部は夕方最接近する見通しです。

台風6号は、16日午前9時には那覇市の西約60キロにあって、1時間に約30キロの速さで東北東に進んでいます。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルです。中心の南東側390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

また名護市や沖縄市など11の市町村が土砂災害警戒対象地区となっています。市町村から出される避難勧告の情報などにご注意ください。

県などによりますと、16日正午ごろまでに台風によるけが人や目立った建物への被害は確認されていません。また、モノレールやバスは通常運行しています。

一方、那覇と周辺離島を結ぶ船は15日に続き16日も始発からすべての便が欠航です。空の便では那覇と奄美や与論、大東島地方を結ぶ便で計9便が欠航となっています。

沖縄電力によりますと、宮古島では15日午後11時半前に市内全域で最大1万3900世帯に停電が発生していて、約1時間40分後に復旧しました。

沖縄気象台によりますと15日から各地で大雨となっていて、伊是名と粟国で24時間雨量が観測史上最大、国頭村の奥で6月の観測史上最大となる降水量を記録していて、土砂災害や河川の増水への警戒など、今後の台風への注意を呼びかけています。