戦後72年の「慰霊の日」

6月23日は「慰霊の日」です。

住民を巻き込み県民の4人に1人が犠牲になった沖縄戦から72年。県内各地では、朝から深い祈りに包まれています。

戦後、放置されたままの遺骨を集めて供養した糸満市の魂魄の塔には、朝早くから線香や花を手向ける多くの遺族の姿が見られました。訪れた人は「天国で優しく暮らせますようにって祈りました」「母は10人家族だったそうなんですが、5人が戦争で亡くなりました」「(戦後)父も母も亡くなったのですが、あとを僕らが引き継いで」などと話していました。

一方、糸満市役所を出発した平和行進では、県内外からおよそ800人が歩みを進めました。父親を亡くした女性は「平和は見えるものではないので、こういう形として平和行進は大切だと思います」と話していました。

戦後72年、戦争体験の風化への懸念が強まる中、改めて平和を見つめ直す一日になります。