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県が辺野古の工事中止を指示

辺野古の新基地建設について、県は28日、工事計画がどのように変遷しているか明らかでない、などとして、汚濁防止膜の設置工事などの中止を国に指示しました。

午後4時、県の職員が沖縄防衛局を訪れ、県が工事を許可した期限である3月31日まで工事を中止した上で、工事計画に関する資料の提出などを指示する文書を手渡しました。

県水産課職員は「トンブロックの大きさや位置が不明ということで、るる照会してきた。汚濁防止対策の内容にも関わるので、ちゃんと説明して下さいと(要請した)」と話していました。

対応した沖縄防衛局の職員は「文書を精査したい」と述べたということですが、国はこれまで、現場の海域ではすでに漁業権が消滅し、工事に知事の許認可は必要なくなったと主張していて、工事を止める可能性は低いとみられています。