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那覇市で結核の集団感染

那覇市内に住む外国人学生が結核を発病し、同居者や学校関係者に集団感染していたことがわかりました。

那覇市保健所によりますと、結核を発病したのは那覇市の日本語学校に通う20代の外国人女性です。

2016年1月末に咳の症状が出て病院を受診、咳が続いたことで検査を受け4月に結核と診断されました。

女性と接触者のあった39人の健康診断を行ったところ、同居者と学校関係者合わせて9人に感染が確認され、このうち3人が発病したということです。

発病した人は通院治療中ですが、周囲への感染のおそれはないということです。保健所では、「結核は過去の病気ではない。2週間以上咳が続くような場合には、早めに診察を受けるよう」呼びかけています。県内では、2015年1年間に22人が結核で死亡しています。