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シリーズ「つながる」は子どもたちのキャンプに密着。海遊びや五右衛門風呂など、自然に触れる2日間。初めて親元を離れた子どもたちはどんな成長を遂げたのでしょうか。

自然にふれることで感性を刺激し、行動力、判断力、思いを伝える力を育もうと企画された子どもキャンプ。

よみたん自然学校・小倉代表「自然は同じ姿を二度と見せない。うまくいかなかったときにどうしたらいいんだろうと考えなければいけない状況が生まれてくることが、自然とふれる意味」

つながる × 夏休みの成長 子ども達が自然体験キャンプ

参加した子どもたちの中で初めて親元を離れるのは5人。そのうちの1人、航輝くん。仲良し3人組で参加しました。

井門航輝くん「(Q今回は何が楽しみ?)海で遊ぶことうん、一人で寝られる」

井門航輝くんの母・由益さん「人と協力すること、人の輪の中で生きていけるように一歩大きくなったらいいなと思います」

そしてもう一人、夏香さん。

松岡夏香さん「(Qどんなところが楽しみ?)火おこし。火をおこすの(Qお母さんと離れて寂しくない?)寂しいちょっと。(Q泣いちゃうかもしれない?)泣かない」

松岡夏香さんの母・真弓さん「長女なので依存的。自分のことは自分でやるっていうことをしっかりと体験して身に付けていってくれたらいいな」

お母さんを見送った夏香さん。緊張のせいか、不安な表情を見せ、1人での行動が目立ちます。ですが、そこは自然の力。徐々になじんでいったようです。

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夏香さん「(Qどんなところが楽しかった?)鮫のおにごっこしたところがおもしろかった。(友達:鮫になったんだよね)うん(Qお友達はできた?)できた」

お友達もでき、笑顔も見せる夏香さん。一方、航輝くんは、一緒に参加した友達と行動しています。五右衛門風呂では仲良く順番を待ちながら、野外でのお風呂体験に胸を弾ませていました。

航輝くん「鍋で焼かれているみたいだよ。(友達:やきだこにされちゃう)だって下、火ついているんだよ。これ絶対鍋でしょ。あつっ!」

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たくさん遊んだ後は、ハンバーグカレーづくり。火おこし、米とぎなどの中からいずれかを選択。航輝くんは火おこし、薪切りを選び、友達に頼らずに行動する姿を見せました。

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航輝くん「(Qどんなこと考えながら薪を切っている?)(ご飯が)美味しくなるように」

みんなで力を合わせたハンバーグカレーが完成。喜びもひとしおです。

航輝くん「うまい。(Qどんな味がする?)うーーん、甘口味」

たくさん遊び、お腹も心も満たされた子どもたちの長い一日が終わりました。

スタッフ「みんな消すよーーいい?3、2、1」

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眠い目をこすりながら起きた子どもたち。ごはんの後、率先して片付けに取り掛かかっているのは、夏香さん。

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初日とは一変、人に頼りすぎず積極的に行動。2日間を通して、自分のことは自分でというお母さんの期待に応えられるようになりました。

夏香さん親子「(Qさみしくなかった?)寂しかった。(Q洗い物やテント張りは自分で頑張ろうと思った?)やった」

夏香さんの母・真弓さん「積極的にいろんなことができたというのが聞けて、私自身も参加させた意味があったかなと思って嬉しいです。一つ大人になれたのかなと思うんですけど」

そして、薪切りなど新しいことに挑戦した航輝くん。

航輝くん「薪切り頑張りました」

航輝くん親子「(新しいお友達と仲良くできた?あれ?)できてない。(できていなかったの?その答えは困ったな、どうしよう)」

航輝くんの母・由益さん「体が大きいし強くみられがちなんですけど、実は『こんなことできないよ~』というタイプなので『できるようになるぞ!!』という気持ちの第一歩になればいいかなと思います」

自然豊かな環境の中、多くの刺激を受けた子どもたち。失敗を恐れず勇気を出して挑戦する力、思いを伝える力などを育み、心の成長へと繋げられたようです。