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キャプテン支える大きな存在

めざせ甲子園!きょうは、夏の第2シード豊見城高校です。チームを牽引するキャプテンがプレーに集中できる裏には、支えてくれる仲間の想いがありました。

「声出していこう!!」

夏の第2シード豊見城高校。春は、「つなぐ野球」をテーマにチーム一丸となり戦い、9年振りの決勝進出を果たしました。そして、この夏、チームは、さらに上を目指します。

金城聡監督「(春は)結果に結びついて非常に満足はしていますが、最後の決勝戦どうしても1点に泣いたという部分は夏の大きな課題かなと」

春の決勝戦、1点差で敗れ、優勝を逃した豊見城。夏の目標はもちろん頂点です。

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翁長宏和主将「春の大会以降自分たちはチャレンジャー精神で泥臭く野球するというのをチーム内で言い続けてきたので。」

ひたむきに練習を続ける、豊見城!1番、仲村裕之がチャンスを作ると!クリーンナップ3番、長打が得意の宮海斗、そして5番は勝負強さが武器の平田怜之輔。さらに、春2本のHRを放った7番清水善大など、厚みのある打線となっています。その中で、4番をはるのは、キャプテン、翁長宏和!

実は・・・

豊見城、不動のエースでもあります。制球の良さが自慢で、ストレートにシンカー、カーブやスライダーなど、様々な球種を交えて打者を打ち取ります!

キャプテン、4番、エースと3つの顔を持つ翁長選手にメンバーは。

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九場川結選手「みんなのためにやってやろうという気持ちが強いので、すごく頼りになります。」

宮里倫太郎選手「練習では誰よりも大きな声でチームを引っ張ってくれる。誰よりも意識の高い男だと思います。」

メンバーの信頼も厚い翁長選手。

翁長宏和主将「絶対不安とかそういうのは出さず、常日頃練習を全力にやってきたという感じです。」

どんな状況でも、責任感を持ってチームを牽引してきた翁長選手ですが、悩んだ時期もありました。

翁長宏和主将「苦しいトレーニングの時に、その時にどうしたらチームの雰囲気が上げられるんだろうとか悩んだりはしたんですけど。」

そんなキャプテンを陰ながら支えたのが、副キャプテンの嶺井友貴選手です。

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嶺井友貴選手「自分が周りを見て声掛けをして、宏和に1つでもやることを少なくしてピッチャーに集中してもらえるようにやっています。」

キャプテンの負担を減らすことで、プレーに集中してほしい。その思いで、誰よりも声を出し、チームを盛り上げます。

身長152センチと小柄な嶺井選手ですが、翁長選手にとっては大きな存在です。

翁長宏和主将「副キャプテンの嶺井もしっかり声出してくれて自分と一緒に二人でチームを盛り上げたり、自分とチームを支えてくれるような存在です。」

キャプテンを中心に支え合い、全員野球で夏に挑む豊見城。準優勝はもういらない!目指すのは、頂点のみです!!

嶺井友貴選手「夏はチーム全員で勝利を掴みたいと思います。」

翁長宏和主将「最後の夏はしっかり笑って終われるように沖縄で一番長い夏にしてチームが苦しい場面では、チームメイトに声かけてあげて最後まで諦めないような全力プレーでやりたいと思います。」

明日は、興南高校です。

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