翁長知事 オバマ大統領と直接話す機会求める

翁長知事「絶対許されない綱紀粛正や徹底した再発防止などというのはこの数十年間何百回も聞かされましたしかしこの現状は全く何も変わらない」

20歳の女性の遺体を遺棄した疑いで、アメリカ軍属の男が逮捕された事件を受けて、翁長知事が23日安倍総理大臣と会談しました。会談時間はおよそ10分ほどでしたが、翁長知事は強い口調で「安倍内閣は出来ないことは全てやらないとしか聞こえない」と強い口調で伝えたということです。

元海兵隊員でアメリカ軍属の男が死体遺棄容疑で逮捕されたことを受けて、先週末、急きょ決まった安倍総理との会談。翁長知事は厳しい表情で臨みました。

翁長知事「綱紀粛正や徹底した再発防止についてはこの数十年間何百回も聞かされきました。しかし、現状は何も変わらないと申し上げました。安倍内閣はできることは全てやると言っているが、私に言わせるとできないことは全てやらないという意味にしか聞こえない。」

そのうえで翁長知事は、「基地問題について県民に寄りそうと言っているが、実感としてそばにいたことは感じられない。沖縄防衛局も沖縄大使も当事者の能力を感じない。オバマ大統領と直接話す機会を作って欲しい。」と訴えたということです。

一方、県議会は23日米軍基地関係特別委員会を開き、日米両政府に対する抗議決議文や意見書について話し合いました。

しかし、普天間基地の閉鎖・撤去県内移設の断念在沖海兵隊の大幅な削減撤退という文言をめぐり野党が反発、午後も話し合いが続けられましたが、平行線のまま抗議文と意見書案は先送りされました。

オバマ大統領との会談の実現は難しいとされていますが、ケネディー駐日大使が近く沖縄に謝罪に訪れる方向で調整しています。