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返還合意20年県民集会「即時閉鎖」訴える

普天間基地返還合意20年を迎えた4月12日、那覇市では変わらぬ基地の現実に抗議の集会が開かれ、普天間基地の即時閉鎖を訴えました。

県民広場で開かれた集会には、主催者発表で1500人が参加。登壇したSEALDs RYUKYUの玉城愛さんは「若い人も無関心ではいられない。20年間解決していない問題を、当事者として考えていきたい」と話しました。

参加した人は「(移設先は)辺野古唯一と考えているから前に進まないんですよ」と話し、また別の参加者は「(基地からの)爆音の為に、親子も別々で生活している状態です」と話しました。

集会で採択された決議文では「日米による返還合意は普天間の代替基地ではなく、普天間よりも数倍強化された恒久的な新基地である」と糾弾し、普天間基地の5年以内の運用停止の実現などを求めています。