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昨日、シーズン最終戦を迎えたFC琉球。今シーズンを持って退団する薩川了洋監督が最後の指揮をとりました。この3シーズンを振り返ります。

J3リーグ、2年目のシーズンの最終戦。この試合がFC琉球での最後の指揮となったのが薩川了洋監督です。

薩川監督「明るくやりたい!明るく!」

2013年から、FC琉球の新監督に就任した薩川監督。特筆すべきは持ち前の明るいキャラクター。試合に勝てば…

薩川監督「松山に行こう!」

例え勝ち切れなくても。

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薩川監督「(Q:勝って流暢な薩川節を期待していますんで)流暢?今日だってべつに流暢だよ、負けてないし。全然負けてないし、問題ない、問題ない!お疲れでした!」

常に明るく前向きにチームを牽引してきた3シーズン。その明るさには始めから意味がありました。

薩川監督「明るくやるって言ったことは多分苦しいことなんだよね、多分同じなんだよね。」

プロとして、明るくやるためには結果を出さないといけない。それは選手たちにも伝わっていました。

この3シーズン、結果は厳しかったものの、昨日の試合では後半同点に追いつかれたあとも選手たちは最後まで勝利をめざし走り続けました。

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中山悟志選手「常に明るい雰囲気でやらせてもらえたことはありがたかったと思います。その中でも厳しさを求めてやって頂いていたので、そういう所も選手も感じとってこれからのサッカー人生に生かしてほしいなと思います。」

選手からの信頼も厚く、そしてサポーターからも愛された監督。昨日の試合後には大きな横断幕が。

サポーター「今日ははみんなで楽しんで薩川さんを笑顔で送り出したいと思います。」

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薩川監督「サポーターも遠いところまで応援に来てくれたり、みんなこの暑い中応援してくれたサポーターにはすごく感謝したい。最後まで選手は明るくやってくれたし、本当にあっという間の3年間だった。決して、無駄な試合はなかったし無駄な練習もなかったと思うし、良いチームだった」