翁長知事 国連演説の意義語る

国連で演説した翁長知事は日本時間の9月22日、帰国前に会見し、沖縄の基地問題は人権問題であるとの考えを示しました。

会見で翁長知事は「こうして世界の方々に私が語ったということが、沖縄県民にとって大変勇気と自信と誇りを持つことになっただろうというふうに私は思います。世界の人々が、このこと（沖縄の基地問題）を一緒になって考えてもらいたいということと、ぜひ日本の民主主義、アメリカの民主主義、こういったようなものをみなさん方の目で確かめていただきたい」とし、今回の演説が国際社会に沖縄の基地問題を訴えた意義を語りました。

また日本政府の代表から人権理事会で基地問題を問うのはそぐわないのではという発言があったことに対して、県民が基地があるがゆえの事件事故、環境汚染に晒されていることを指摘し、人権がないがしろにされていると訴えました。