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続いては、「水中の格闘技」とも呼ばれる水球。きのう行われた、第1回水球高校新人大会。その会場で自分たちの試合を待ち侘びていた女子部員たちがいました。」

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試合前日、練習に励んでいた彼女たちは今年度から活動を始めた那覇西高校女子水球部。高校女子の水球部は県内で初めてです。水球をテーマにしたテレビドラマの影響を受け興味が湧いていた彼女たちと以前から、女子水球部を考えていたという男子水球部の永井敦監督の意向が一致し、誕生しました。

永井敦監督「東京オリンピックもありまして、日本水泳連盟も各県女子の普及に力を入れていくださいというのがありましたので、そういう経緯もあって創りました。」

瀬島ひびき主将「みんなでパスをつないで、シュートが決まった時は、やって良かったなと思います。」

部員は1年生8人。全員が水球は未経験。しかもそれだけではなく…

東上里桃副主将「泳ぎは…そこまで得意じゃないです。」

永井敦監督「あまり泳げない状態だったのでちょっとびっくりして(それでも)やる前に話をして、先生も本気でやるので、ぜひ本気で来る人は集まってほしいと言ったのでやる気は十分あると思います。」

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先月のデビュー戦は黒星スタートも夏休みの間、懸命に練習を積んできた選手たち。迎えたきのうはチーム2試合目。相手は、沖縄スイミングスクール。小学生が中心ですが対戦相手のいない那覇西女子にとって貴重な一戦。

試合は那覇西が幸先よく先制するもお互いに譲らず点を取りあい、前半を同点で折り返します

後半、懸命にボールを追いかける那覇西。試合は一進一退の攻防が続き、残り1分、なおも同点。

ここで、ロングパスが通り、那覇西のチャンス。

これが決まって、決勝点!記念すべき初勝利を挙げた水球ガールズがこれから沖縄水球界にビッグウェーブを起こします。

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瀬島ひびき主将「とっても嬉しいです、でもまだまだ成長できる部分があると思うのでこれからの練習も頑張っていきたいと思います。」

以上スポーツ部でした