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牧志公設市場移転か 那覇市が方針

老朽化のため、建て替えが検討されている那覇市の牧志公設市場について、市が建て替えの候補地を、那覇市松尾のにぎわい広場とする方針を決めたことがわかりました。

那覇市によりますと、建て替え候補地は那覇市松尾のにぎわい広場で、市は2015年度中に基本計画を策定し、5年後の供用開始を目指したいとしています。しかし、市場に入居中の業者らで構成する牧志公設市場組合は、現在の場所での建て替えを主張していて、市の方針を疑問視する声も上がっています。

牧志公設市場組合の粟国智光組合長は「ここで商売を40年近くやって人の流れも動線もつながってますのでここの位置が条件がベストだという認識は(組合)では共有してますね」「日本でも有数の観光資源なんですね。那覇にとっても財産。この資源を失くす恐れもある」と話していました。

現在の牧志公設市場は、1972年に建て替えられたもので、老朽化による再度の建て替えが検討されていました。那覇市は10月にも市場関係者を対象に説明会を開き、正式決定に向け理解を求める方針です。