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次世代型総合学習で中学生が起業

キーワードは「6次産業化」。農林水産業活性化のカギ、6次産業化を学ぼうと、株式会社を起業した中学生が学習の成果を発表しました。

生徒は「パンや米、乳製品などを独自のレシピでブレンドすることで、本来なら廃棄されるはずだった余剰食品に、良質なエサとしての新たな命を吹き込んでいるのです」と話します。

6次産業化とは、農林水産業の生産物の加工、流通、販売までを生産地で行ない、農村漁村地域の雇用創出などにつなげる取組みのことです。

那覇市の興南中学校では、生徒たちが沖縄に貢献できる6次産業化とは何かを考え、ホテルなどから出る食品の食べ残しをエサに配合した豚肉からソーセージを作り販売する事業モデルを発表しました。

生徒たちは「廃棄された余剰食品を使ってエコな豚なので、やりがいがあります」と話します。

生徒たちが起業した株式会社「スウィートン」は、9月のオープンキャンパスで200本のソーセージの完売を目標に、今後、養豚業者との商談などに臨むということです。