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15-08-25-02

石垣市教育委員会は、24日臨時会をひらき、2016年度から中学校で使用される公民の教科書について、育鵬社版を採択しました。

委員からは、「自虐ではなく、前向きに思わせる内容」と意見が上がり、協議会の答申通り、育鵬社版の教科書を、委員5人全員が評価しました。

育鵬社の教科書を巡っては保守的な記述が多いことから前回、市民からの反発があり、今回の採択も注目されていました。

子どもと教科書を考える住民の会の江川美津子共同代表は「この4年間いろいろと訴え続けてきたことがあまり結果として生かされていなかったというか本当に問題意識を持っていただいているのかなと疑問が残りました」と話しました。

閉会後、石垣朝子教育長は、「委員は教科書を読みこみ、意見を述べて選考した」と選考が正しく行われたことを強調しました。