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西原町議会 脳脊髄液減少症 救済条例を可決

2013年、西原町の小学校で体育の授業中に頭を打った男子児童が、後に脳せき髄液減少症と診断された問題で、西原町議会は26日、治療費などを助成する条例案を可決しました。

少年は県外の病院に通院していますが、保険適用外の治療のため、治療費や渡航費は自己負担となっています。

西原町議会では26日、町側が提案していた治療費などの7割を助成する条例案の採決が行われ、全会一致で可決されました。

条例は2013年の8月に遡って適用され、1年度に100万円の上限付きながら、少年らがこれまでに費やした治療費や渡航費についても、7割が助成されることになります。

一方、少年の今後の学習環境の保障などにも取り組むとする決議案が議員から提案されましたが、損害賠償の審査を待ったほうがよいなどの意見が出て反対多数で否決されました。