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翁長雄志新知事が10日就任し「戦後70年の節目に全力でのぞむ」と県政運営への意気込みを述べました。

10日午前9時、県庁職員の拍手の中、初登庁した翁長知事は秘書課の職員から「沖縄県知事・翁長雄志」の名札を付けられ、笑顔で花道を歩きました。

そのあと知事室に向かった翁長知事は、高良副知事から前県政の事務引継ぎを受け署名を済ませ、就任会見に臨みました。

会見で翁長知事は「はいさい、ぐすーようちゅーうがなびら。本日をもって沖縄県知事に就任した翁長です」とあいさつ。「来年は戦後70年を迎える節目の中で知事に就任したことを重く受け止めて、基地経済、県民生活、いろんなものをぜひ21世紀ビジョン実現に向けて一歩一歩頑張っていきたい」と抱負を述べました。

また、自ら最大の公約として掲げてきた辺野古への新基地建設反対については「埋め立ての変更申請もなされているが検証して、知事の権限でどこまで進めていけるのか第1番目にやっていきたい」と述べ、実現性を1つ1つ検証し「承認」の取り消しや撤回を視野に最初に取り組みたいとの考えを改めて示しました。

翁長知事はさっそく12日から始まる県議会に臨みます。