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県知事選挙で当選した翁長雄志さんに19日、当選証書が渡されました。知事就任は来月10日ですが、午後には資材の搬入が再開された辺野古へも向かいました。

翁長雄志さんは県知事選挙で辺野古移設反対を訴え36万票余りを獲得し当選しました。

翁長さんは当選証書を受けとり「当初からいばらの道が予想される大変な道になろうかと思う。包容力を大切にしながらオール沖縄・保革を乗り越える政治をやっていきたい」と集まった支援者に決意を述べました。

その後、翁長さんは19日夜にボーリング調査再開に向け資材が搬入されたキャンプシュワブのゲート前を訪れ抗議の声を上げ続ける人たちに「普天間基地の県外・国外(移設)、そして、県内移設は許さない。そういう意味では新辺野古基地はつくらせない」と訴えました。

抗議を続ける人は「大変力強い報告を受けて、ますます、私たちは現場においての反対運動の取り組みというのを、ずっと支えていかなければいけないなということを改めて感じました」と話していました。翁長さんは「沖縄の民意を伝え日本政府に民主主義のあり方を問いたい」と述べていました。