修学旅行で宮古島を訪れている滋賀県の高校生が18日、宮古南静園を訪ねハンセン病もと患者らから話を聴き人権問題について認識を深めました。

宮古島南静園を訪れたのは滋賀県立石山高校の2年生350人余りです。生徒らは入園者の証言を朗読で聞いた後、南静園退所者とともに監禁室跡や火葬場跡など園内の各施設をまわりフィールドワークを行いました。

宮古南静園退所者の上里栄さんは「療養所とは名ばかりで満足な治療も行われなかった。鉄条網で隔離され自由も人権もなかった」と園内での過酷な生活と戦争体験を語りました。

そして「入所した人たちの平均年齢は80を超えるが偏見と差別はいまだなくなったとはいえない」と人権を尊重し共に暮らす社会の大切さを訴えていました。