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陸上自衛隊の配備を巡り、与那国町議会で、11月以降にも配備の是非を問う住民投票の条例案が提出される見通しとなりました。提出されれば、条例案は2012年に続き2回目となります。

与那国町議会では、2014年の町議会議員選挙で与野党の構成が3対3の同数となりましたが、29日の議会で議長が与党から選出されたため、議会の採決で、野党側が過半数となることが確実となりました。

これを受けて野党側は、陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備計画の是非を問う住民投票の条例案を、11月以降にも提出し、年内の住民投票実施を目指すことを明らかにしました。

与那国町議会の崎元俊男議員は「国の将来図を描いたから住民は従いなさいっていうんじゃちょっとこれは民意を無視した国とか権力の傲慢さだと思いますので。自衛隊配備反対の票を1票でも、過半数以上、できたら7割以上とりたいなと思って、与那国に自衛隊受け入れる土壌はないでしょということは、国に伝えていきたいなと思っています」と話していました。

住民投票の条例案は、2012年にも出されましたが否決されています。