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那覇市は地域の交流拠点の他、津波が起きた際に住民の避難場所となる県内初の防災にも対応できるビルを建設します。安全祈願祭には、工事関係者など100人あまりが出席し工事の安全を祈願ました。

翁長那覇市長は、「ビルの完成で自然災害に強いまちづくりがさらに進み市の防災力向上につながる」と挨拶しました。ビルは、地上4階建てで、1階は、24時間営業のスーパーマーケット、2階、3階には、子育て支援施設などが設けられます。

また、4階と屋上は、災害に対応するためのスペースとなっていて避難場所と備蓄倉庫があるほか、3日間使用できる自家発電設備を配置します。これまでは、民間と避難協定を結んで市民が避難できるビルを設けていましたが避難するための目的で建設された施設としては県内で初めてです。

ビルにはおよそ2000人を収容することができ食糧の備蓄は数日分が用意されています。那覇市では、今後、同じようなビルを増やすのか別の形のビルを造るのかが課題と話しています。ビルは、2015年3月末に完成する予定です。