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八重山の教科書採択問題を巡り、下村文部科学大臣は23日の午前、竹富町教育委員会への「違法確認訴訟」について提起しないと述べました。

下村博文文部科学大臣は「提起してもその訴訟そのものに一定期間がかかるその段階で竹富町の違法が確認されても途中段階で変えられるかというと時期の問題が敢えて提起しないということにしたい」と23日午前の閣議後の会見で述べました。

下村文科大臣は22日諸見里県教育長から竹富町教育委員会の単独採択決定の報告を受けて、「今回の変更は法の趣旨を踏まえたとは言い難く遺憾」だと述べた上で、「法律の権限を持つ沖縄県の判断なので受け止めざるを得ない」と話しました。

22日、諸見里県教育長は、改めて違法確認訴訟を避けるよう文科省に求めていて八重山教科書問題は収束へと向かいそうです。