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1票の格差をめぐり2013年7月の参院選の無効を求める裁判で、福岡高裁那覇支部は12月17日、「違憲状態」と判断しました。

しかし、無効請求は棄却しました。12月17日の判決で福岡高裁那覇支部の今泉秀和裁判長は、「投票価値の平等の実現に応えていくことは著しく困難。違憲の問題が生じる程度の著しい不平等状態にあった」判断しました。

その一方で判決は、定数を「4増4減」として、格差が縮小していることなどを上げ、「合理的期間内に是正されなかったとは言えず、違憲であるとはいえない」と結論付けました。