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嘉手納基地に特殊作戦部隊の施設を増設する計画があることわかり嘉手納町議会は、31日基地対策特別委員会を開き、議会で増設計画への抗議決議を目指すことを確認しました。

嘉手納町によりますと10月16日、アメリカ軍から特殊作戦部隊の駐機場や格納庫などの建設予定地での埋蔵文化財調査の立ち会いを求めてきたということです。

これを受けて、嘉手納町議会は、31日基地対策特別委員会を開いて協議。委員からは、「基地機能の強化につながり断固阻止すべき」といった意見が相次ぎました。

嘉手納町議会奥間常明基地対策特別委員長は「嘉手納基地が今回の事業についても強化されることが火を見るより明らかです。

議会としては、強い怒りと憤りを感じています」と話しています。今後、空軍の特殊部隊に所属するCV22オスプレイの配備につながる可能性もあるとして11月11日にも臨時議会を開き、増設計画の中止などを求める抗議文と意見書を可決させる方針を確認しました。

一方、沖縄防衛局の武田局長は「アメリカから嘉手納基地へのオスプレイ配備という連絡は受けておらず日本政府は承知していない」と述べています。