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来年のセンバツ甲子園の夢につながる九州高校野球は、きょうが準決勝ベスト4が激突しました。勝ち上がっいてる美里工業、沖縄尚学が、センバツをより確かなものにするため、あすの決勝を目指した戦いはどうだったのでしょうか。

平日にも関わらず、大勢の野球ファンで埋まった準決勝!この試合勝って、2年連続のセンバツ出場をより確実にしたい沖縄尚学。

九州高校野球 準決勝沖縄勢2校は

マウンドに立ったのはもちろん、エース、山城大智。ここまでの2試合、すべてを一人で投げ抜くエースはこの日も130キロ後半のストレートを主体に鎮西打線を相手に、5回まで、1本のヒットも許しません。

この快投を、スタンドから見守ったのは山城くんの母、さとみさん。そしてカメラを回すのは、父・智(さとし)さん。

九州高校野球 準決勝沖縄勢2校は

さとみさん「(きょうは朝は何時に出てきたんですか?)きょうは7時ですね(はるばるどちらから?)やんばるからです!(笑)」

智さん「あと4イニング、0でがんばってもらいたいです」

この試合、沖尚は、鎮西のエラーで5回に先制すると続く6回には、足を使った攻撃で相手エラーを誘い2点を奪い、さらにランナーを置いてバッターは赤嶺謙!チャンスに畳み掛ける沖尚、キャプテンの1打で、リードを4点と広げます!

好投を続けるエース山城は7回に1点を失ったのの最少失点で切り抜けると、3試合目の完投をめざし、9回、最後のマウンドへ。2アウトランナーを一人背負い迎えるバッターは鎮西3番藤嶽。

山城喜びお母さん喜び「ありがとう!」

九州高校野球 準決勝沖縄勢2校は

山城、6奪三振、被安打1、107球の省エネピッチングで堂々の完投勝利!沖尚、決勝進出です!

山城大智「九州優勝というのがチームの目標なのであすにつながる勝ちでよかったです。」

続く第2試合は美里工業が、鹿児島の1位校、神村学園と対戦。

九州高校野球 準決勝沖縄勢2校は

2対1と、美里工業リードで迎えた6回、今大会、初スタメンの7番、内間幹也の初ヒットで貴重な追加点を挙げ、試合の流れを引き寄せると、投げてはエース伊波友和が、美里工業の8安打を上回る、11安打を許しながらも、打たせてとるピッチングで要所を締め、九州大会、初の決勝戦へコマを進めました。