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麺のコシを高めるなどの目的で沖縄そばに利用されていた木灰に代わるアルカリ剤を県や県内企業が開発し、特許を取得しました。沖縄そば専用のアルカリ剤を共同開発したのは、県の工業技術センターと沖縄製粉、沖縄製麺共同組合です。

麺のコシやうま味を引き出すため、沖縄そばはガジュマルなどの「木灰」から抽出されたアルカリ剤を使用していましたが、木の伐採などで環境への影響が懸念され、現在は中華麺用のかん水が多く使われています。

そこで「木灰」の風味をとりもどそうと、1年半前に研究が始まり、11月に沖縄そば専用のアルカリ剤の特許を取得しました。このアルカリ剤を使ったそば麺は2013年度中に販売がスタートします。