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沖縄戦で負傷したり、家族を亡くした人たちが国に補償を求めている裁判が、24日那覇地方裁判所で始まりました。

裁判を起こしたのは、沖縄戦の空襲や地上戦などで負傷したり、家族を亡くした県内の男女40人です。

原告側は訴状で沖縄戦の被害に対して国は補償をせず長い間放置してきたと主張し、国に1人あたり1100万円の支払いと謝罪を求めています。

24日第1回口頭弁論で原告3人が「戦争で家族を亡くした。これまで何も補償されていない」と訴えました。

一方、被告の国は原告の主張に法的根拠はないと棄却を求めました。次回の裁判は、2013年1月30日の予定です。