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2日、抗議を続ける県民の声をよそに、またあらたにオスプレイ3機が飛来しました。その様子は普天間基地を抱える宜野湾市はもちろん、那覇市内など県内各地で確認されました。

大矢記者は「午後12時5分をまわったところです。いま、オスプレイ7機目がゆっくりと機体を前に傾けながら、世界一危険といわれる普天間基地に向かってゆっくりと降りて行きます」と宜野湾・嘉数高台でレポートしました。

普天間基地へのオスプレイ強行配備の開始から一夜明けた2日正午すぎ、岩国基地に駐機している6機のうち3機が飛来しました。

オスプレイは市街地の上を飛行し、1日に飛来した機体も含め、これで計9機が配備されました。

1日に続き強行された配備に、ゲート前で座り込みの抗議を続ける市民からはさらに大きな怒りの声があがりました。

抗議する人々は「沖縄県民みんなふざけるんじゃないよと思っていると思いますよ。日米両政府に対して」「こんなこと許されていいのか。法治国家でありながら、この国の法律は私たちに沖縄県民を守るためには全然機能していない」「アメリカがなんと言おうと、日本政府がなんと言おうと、沖縄を犠牲にして良い顔をしているだけだ。これは絶対我慢してはならん」「どうしようもないというあきらめの声もあるかもしれないが、それこそ日本政府の思う通りだと思う」「基地の強化に反対していく戦いだと思って、むしろいまこそ正念場だし、踏ん張るときだと思います」とそれぞれ訴えていました。