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普天間基地の辺野古移設に向けた環境影響評価書について、評価書の補正に関わる、防衛省の「有識者研究会」のメンバーが、15日、移設予定地を視察しました。

有識者研究会は、知事意見が出された、辺野古移設の評価書について、専門的な観点から防衛大臣に助言するため、大学教授ら9人で構成されているものです。

15日はそのうち6人が辺野古を訪れ、防衛省の職員らと、船に乗って、建設予定地の海域や、サンゴ礁、ジュゴンの食み跡のある場所などを視察しました。

研究会の中村座長は、研究会はあくまで防衛大臣への助言機関であるとして今回の視察で知事意見補正に向けた具体的な感想などを述べることはありませんでした。

環境保護団体などは研究会の公開などを求めていますが、非公開のまま2回が終了し答申を出す予定もないということです。