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学生たちに県外での就職にも目を向けてほしいと、県外企業の説明会が宜野湾市で開かれました。

県外企業チャレンジセミナーは、県内の大学でつくる大学就職指導研究協議会などが主催したもので、会場には県外から22社のブースが出展しました。

主催者によりますと、2011年の4年制大学卒業者の内定率は64.4%で、このうち24%が県外就職だということです。

県外就職には県内より求人が多いだけではなく、幅広い職種を選べるメリットもあるということで、地元志向が強いといわれる沖縄の学生に対し「地域で選ぶのではなく、やりたい仕事に目を向けてほしい」と話していました。

女子学生は「自立したいのと、沖縄で留まるのではなく、県外でチャレンジして自分の力を伸ばしたいというのがあります」と話します。また男子学生は「沖縄沖縄しちゃうと、逆に沖縄の良いところが見えなくなっちゃうのかなと思って。県外の就活もして、それでまた沖縄が良いと思うんだったら、帰ってきてもいいと思っている」と話していました。

訪れた学生たちは、企業の採用担当者から仕事の内容や給与・待遇などについての説明を熱心に聞いていました。