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きょう2月7日は旧暦の1月16日。県内では離島を中心に、あの世の正月といわれる十六日祭の行事が行われています。

7日、那覇港に面した三重城では、朝早くからお供え物の重箱や、果物などを持った離島出身者が大勢訪れています。

十六日祭は離島では盛大に行われる行事で、島に帰れない離島出身者は三重城からそれぞれの島の方角に向かって供え物を広げ、うちかびを焼いて手を合わせています。

訪れた宮古島市出身の女性は、「島に帰られない時は(三重城で)迎えてやるんです」と話し、石垣市出身の男性は、「仏壇はこっちにあって墓は石垣にある。こっちに来て『ちゃんと(正月を)やるからおいでね』と言う」と話してました。三重城では宮古、八重山をはじめ、座間味や渡嘉敷、粟国などの出身者が十六日祭を行っています。