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4月に閉館し、解体が予定されている久茂地公民館の存続を訴える団体が、土地・建物の譲渡を那覇市に求めています。

公民館の存続を求めているのは教育・福祉関係者や市民およそ700人でつくる新沖縄子どもを守る会です。

会の会長の沖縄大学加藤彰彦学長は、日本復帰前に「子ども達に夢を与えよう」と多くの寄付によって建設されたもので貴重な建物だと語り、那覇市に取り壊しを中止し、会へ譲渡してほしいと訴えました。

加藤会長は「子ども達を大事にするシンボルとして、実際の活動の場所としても復権したいと全県民に訴えたい」と話します。

公民館は築46年で建物の老朽化が懸念されていますが、会では、譲り受けが可能となれば、耐震補強も含めた改修を進め、24時間の保育所など子ども達が集まる施設を作りたいとしています。

会では会員と改修費用の寄付を募っています。