※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

もうひとつのパーントゥーが登場です。宮古島市の上野野原では2012年1月17日、パーントゥが旧暦の年末に集落を厄払いする伝統行事「サティパロウ」が行われました。

「サティパロウ」は毎年、旧暦12月の最後の丑の日に行われる上野・野原の伝統行事で「島尻のパーントゥ」と同じく国の重要無形文化財に指定されています。

1月17日夕方、「ニーマガー」と呼ばれる井戸の前に女性や子ども達が集まりクロツグの葉を、腰と頭にまとって準備を整えます。

この後、厄払いの神「パーントゥ」の面をかぶった男の子と女性達が掛け声を響かせながら集落を練り歩きました。厄払いを終え1月23日は旧正月、新しい年を迎えます。