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早ければ2012年夏にもオスプレイが配備されるといわれ緊張が高まっている、ヘリパッドの建設問題に揺れる高江では17日1カ月半ぶりに工事が再開されました。

高江のヘリパッド建設現場には17日午前、重機を載せた車など8台と防衛局の職員らが2012年初めて現場に入り工事のため、車両を移動するよう建設に反対して座り込みを続ける住民らに要請しました。

そして「帰って欲しい」と訴える住民の頭越しにクレーンを持ち上げるなど一時緊迫した空気に包まれました。

建設に反対する人、佐々木さんは「2012年がオスプレイ配備の年なんですよ。秋と云われているんですが、そのためには向こうも必死になっていると思うんですよ。評価書と同じように」と話します。

また平和運動センターの山城博冶事務局長は「アメリカで1年訓練した、高校を卒業した19歳の少年兵がやってきて、沖縄にきてはじめてオスプレイに乗り込んで訓練する」「しかも高江でやらせる。このことを今、私たちは迫られているわけです」と話しました。

住民らは、普天間基地にオスプレイが配備されたら高江と伊江島を含む地域が訓練場になるのではと危惧していて、県民全体で止めて行きたいと話しています。