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石垣島に続き、沖縄本島の豊見城市でも11日、さとうきびの製糖操業が始まりました。

荷台いっぱいにさとうきびを載せたトラックが待機する中で始まった搬入開始式。翔南製糖の仲里源勇社長は「生産農家が丹精込めて作ったさとうきびを一本もムダにすることなく消費者へ届けたい」と意気込みを語りました。

初日の11日はさとうきび700トンの搬入を予定していますが、2011年相次いだ台風や干ばつなどの影響で、県全体の今期のさとうきびの生産量はおよそ58万トンと、前期に比べて17万トンあまり少ない過去最低となる見通しです。

翔南製糖では作付面積を増やすなど、来期に向けて対策を講じていくとしています。