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県が発注した識名トンネルの建設工事に絡んで、すでに発覚していた虚偽契約のほかに、新たに5件の不正な契約があったことが明らかになりました。

県は20日に会見を開き、識名トンネル工事で新たに5件の虚偽契約があり、国の補助金およそ5900万円を不正に受給していたと発表し「県民の皆様に深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪しました。

県によると、今回発覚した契約は本体工事の一部として施工したもので、実際には2008年に工事が完了していましたが、2009年に工事を行ったという内容の契約書を偽造して補助金を申請していました。

県は偽造した理由として「年度末で予算がなく、やむを得ず2009年に契約した」と説明しています。

県は12月初めには事実関係を把握していましたが、12月20日まで公表していませんでした。