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12月19日に発生した那覇空港での自衛隊機事故について、那覇市議会は21日、事故に抗議するとともに空港の民間専用化をあらためて訴えました。

議会では、渡久地議員が「今回の事故は軍民共用空港の危険性と限界を示すもので市民・観光客をはじめ経済界にも大きな不安を与えている」と抗議文を読み上げました。

21日に開かれた那覇市議会では会の冒頭、自衛隊機の事故に対する抗議と空港の民間専用化をもとめる意見書が提案されました。意見書を読み上げた議会運営委員会の渡久地議員は「那覇空港ではこれまでたびたび自衛隊機の事故が発生していて、軍民共用の運用は限界である」と述べ、意見書は全会一致で可決されました。

意見書ではさらに航空自衛隊那覇基地のF‐15を増強するという政府の中期防衛計画にも触れ「空港の危険性をさらに増すもの」として抗議しています。