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八重山地区の教科書選定問題で、県教育委員会ではきょう文部科学省に対し、「採択は、八重山地区の当事者が判断すべき」とする従来からの見解を初めて文書として伝える方針を決定しました。

膠着状態が続く八重山地区の中学校の教科書選定問題。19日の県教育委員会定例会で提案された文科省に対する文書では、混乱の原因が、3市町の教育委員会が、八重山地区採択協議会の答申と違う採択をした場合の協議や手続きなどを3市町の間で、決めていなかった点にあると指摘、今後は、答申と9月8日の再協議の結果のいずれによって、採択を行うかは、八重山地区の当事者で判断すべきとした上で、3市町に対し、同一の教科書を採択するよう指導などをしていくとしています。

文書は、委員らの全会一致によって、可決され、20日までに文科省に提出される予定です。