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おじいおばぁの命薬!今日ご紹介するのは、那覇市で雑貨店を営む喜納千鶴子(きな・ちずこ)さん、89歳。3年前にも紹介しましたが、90歳を前に再び登場してもらいました。

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実は千鶴子さん、足の骨折、そして腸の手術を受けるなど大変な思いをしましたが、今ではすっかり元気!そんな出来事を感じさせない軽やかな足取りで、買い出しに行きます。

豆腐屋さん「なんで、ばあちゃんなんかのね?テレビ、ハハハ…」

千鶴子さん「うん、おばあちゃん経営しているから。どうぞよろしく。テレビ経営」

茶目っ気たっぷりの千鶴子さん。買出しの帰り道、必ず寄るのがこの喫茶店。実は千鶴子さん、この店のオーナーも参加している沖縄語普及協議会のメンバーで、学校などでウチナーぐち講座を開いています。

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千鶴子さん「あの世に行ったら、みんな灰になるでしょ?だから、いくら学問優れても、人間みんな逝くときにはもう灰になるんだから、せっかくの自分の頭にあるご先祖からの言葉、そして色々の学問上での言葉も。」

千鶴子さん「一人の、一人の方にでも“ああ、あの言葉よかった”という風にイメージがあれば、私は灰になっても、そこに私のその発した言葉が残るんじゃないかね~と、私はそう思って。今頑張っています。へへへ…」

そんな千鶴子さんの命薬は?ゴボウと鶏肉のスープとチキナーの炒め物。営業中の昼間は店先での食事です。

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千鶴子さん「(Q.食べるの早いですね)何時お客さんが肝心な…うん。肝心なお客さん見えるか分からんさ~ね~」

千鶴子さん「私は、私の人生は100ハタチまでと祈ってるわけ。100歳というとさ、あと10年しかないんですよ。前途失望。10年というと後、失望。120までといったら前途有望よね」

人生これからと、元気に話す千鶴子さん。最後は、自作の歌で締めてもらいます。

千鶴子さんの歌「大正、昭和、平成時代。3世生き抜くわが身にも。21世元気で歩む。生きる姿の素晴らしさ。健康、健康、是非健康!へへへ…」

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