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幻の花とも呼ばれる、セイシカの花が石垣市の公園で満開となり、見ごろを迎えています。

セイシカは、石垣島や西表島の山間部に自生し、人が立ち入りにくい場所に咲く事から「幻の花」とも呼ばれるツツジ科の植物で、淡いピンク色の花びらをつけています。

セイシカは、3月から4月の暖かくなる時期に開花のピークを迎え、石垣市のバンナ公園では、植栽されたセイシカが満開となり、淡いピンク色の花には蜜の匂いに誘われたミツバチもやってくるなど、春の訪れを告げています。

21日の石垣島の最高気温は25度を超え、満開の花を前に、公園を訪れた市民も、春の訪れを感じているようでした。