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沖縄の「知」の拠点、県立図書館が創立100周年を迎え、1日に記念式典が行われました。

県立図書館は1910年、沖縄学の父と言われる伊波普猷を初代館長に開館しました。

記念式典では上原副知事をはじめ、関係者が祝辞を述べ、また100周年を記念して沖縄を代表する詩人・山之口獏の娘、山口泉さんが寄贈した直筆原稿7500枚などを展示する「山之口獏文庫」も開設されました。

県立図書館は65年前、沖縄戦で壊滅的な打撃を受けましたが、本土復帰後は郷土資料を中心に蔵書を収集、現在では蔵書冊数60万3700冊余りを誇ります。

今後は県民のニーズにあわせ、館外からもオンラインで本が検索できるシステムなどの充実を図りたいとしています。