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ドラム缶15本分という大量の燃料流出にもかかわらず、連絡は翌日でした。9月27日に嘉手納基地内でおよそ3000リットルのジェット燃料が漏れ出した事故を受けて、嘉手納町議会は30日、自治体への迅速な通報と原因の徹底究明を求める抗議決議を全会一致で可決しました。

この事故では、嘉手納基地の中央にある燃料タンクからドラム缶15本分にあたる2950リットルのジェット燃料が漏れ出しました。

嘉手納町議会は27日に燃料漏れが起きたにも関わらず、県や町に連絡があったのは翌日28日の夕方であったことも問題視しています。

30日の抗議決議では事故原因の徹底究明とともに関係自治体への迅速な通報と情報の開示、そして再発防止策の公表を求めることが全会一致で可決されました。

この事故に関連して県は28日に嘉手納基地内の19か所で水を採取して水質を調べましたが、検査の結果、水質に異常はなかったことがわかりました。